汚れのない生命の美しさもオーラのもと
しかし、たとえ美人の自覚がなくても、人をハッとさせずにおかない美人オーラを、知らず知らず宿してしまっている人もいる。
それは人並み外れた清潔感や、息をのむような透明感を持っている人、
そういう人は手間をかけていようがいまいが、人目を意識していようがいまいが、そういうことは関係なく、美人オーラで人を惹きつけてしまう。無類の清潔感や透明感そのものが、まるで自然界の作る絶景に人々が息をのむように人を圧倒し、人を惹きつけて離さぬよう運命づけられているからなのです。
これは正真正銘のオーラ。人の体から直接放たれる真のオーラの正体と言ってもいい。それは、汚れのない生命の清らかさを印象づけるから。その透明感から生命感の煌めきがのぞき見えるから。
とすれば着飾れば着飾るほど、塗りたくれば塗りたくるほど、人は何となく透明感を減らしていくから、美人オーラは生まれない。従って、美人の手間をかける時も、その一線を超えてはいけないのです。
美しくなることに魂を込めるか、生命の清らかさをありのままに見せるか、ふたつにひとつ。けれども、美人オーラを作るのは不可能なことではないのである。
美人オーラを出すのに大切なのは、清潔感や透明感なのです。